早朝の収穫作業を終えて、出かけた先は、栃木県農業試験場。
県のブルーベリー研究会から依頼を受けて、果実の食味等の検査をするため、サンプルを持参して行きました。
広い農園の果樹園エリアには、梨園が広がっていましたが、ブルーベリー園はなさそうです。
今日持参したサンプルは、スパルタン、デューク、エチョータ、レガシー、そして、ダローの5品種。
この品種は、只今収穫の真っ最中。大粒で、美味しい品種です。
また、いつもの場所でいつもの生活が始まりました。
でも、やっぱり一人いないと何か変…。
小さいころから、今日の出来事を最初から最後まで丁寧に話してくれた。
「そして、次はどうした?」なんて、言われながらね…。
あなたは、我が家で一番賑やかな存在だったからね。
でも、さびしくないよ。
母は、今日も予定がいっぱいなんだから。
ブルーベリーの収穫が始まったことをお知らせするのぼりを立てたり、
休憩所のキウイの剪定をしたり、…。
その後は、来月取材を依頼されている件で、打ち合わせがあったり…。
そうそう、母の一日はこんな風に過ぎて行くのです。
ラビットアイのブルーベリーも、こんなにたわわに実っています。
そして、今夜パソコンを通じて、昨夜旅立った娘と顔を見ながら会話をしました。
8分間のバスタイムの後は、リラックスして、まるで自分の部屋にいるみたいだね。
あちらは水不足のため、お風呂の使用時間は、厳しいらしい。
でも、「みんないい人たちで、お土産も喜んでもらえた。」らしい。
どんなに遠くにいても、目の前で姿を見ながら会話ができる時代。
これって、いつも仕事で帰りが遅いかった時より、会話が増えるんじゃないのかな?と少々期待。
畑の野菜たちが、ここ2日の強い日差しを浴びて元気に育っています。
こちらはハーブの畑。
ナスのオイル漬けを仕込むために必要なフレッシュバジルもスタンバイOKです。
ブルーベリー畑では、スパルタンが元気です。
午後からは、日常の生活からかけ離れた場所に出かけました。
旅立つ娘を見送るために…
「いつか会いに行くからね」。
元気でさえいてくれれば、このかけがえのない時間を精一杯生きていてくれさえすれば、
別れることも悲しくないし、遠く離れていたって心配しない。
いつごろからだったかな、口でも、行動でもあなたには、敵わなくなっていました。
いつだって、「お母さん、それは間違ってるよ。」って、ズバリ!!
「お母さんは、働き者だね。動いてばかりだよね。」って、いつも言われてたね。
そして、このあとには、必ず、
「どうしてそんなに動いているのに痩せないんだろうね。」って。
さあ、いよいよ出発。
「いってらっしゃ〜い!」って、みんなで叫んだよ。
「忙しいだろうけど、なるべく更新してね。」
そうだね、遠く離れた場所から、この便りを見てくれる人のためにも続けなければね。
今日も、梅雨時らしく、どんよりとした空模様の一日でした。
今年も、新鮮なブルーベリーを待ち望まれている常連のお客さまから、
「もう、ブルーベリーは買えますか?」と、連日お問い合わせをいただいています。
そんなお客様の声に後押しされて、
「そろそろ準備にかからなければ…」と、
やっと重い腰をあげて、作業場の準備に入りました。
摘み籠を洗い、選別用の箱を並べ、気分は徐々に、ブルーベリー摘みモードに…。
明日の朝の空模様を見て、収穫を開始します。
まずは、御予約のあったお客様の分…、採れるかな?
こちらは、お天気に関係のない室内作業。
御予約いただいたシフォンケーキが6種類並びます。
バニラ、マーブルチョコレート、抹茶、紅茶、オレンジ、そして、完熟バナナ
ラッピングは、明朝。
ブルーベリー畑に行く前に終了予定です。
三十数年勤めた職場を去った日のカレンダーの言葉。
この日、「長い間ご苦労様でした。」の花束をたくさんいただき、見送っていただいたのです。
1年前から胸ときめかせて待っていたこの退職の日。
でも、この20日前に、想像もしていなかった事態が発生!
諸事情により、この花束は、3月31日退職という「けじめの花束」となり、
翌日からまたもや同じ職場に出勤することとなりました。
「こんなはずじゃなかったのに…。」
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それでも季節はめぐり、春が来て、早くも初夏。
見渡す限り青田が広がり、ブルーベリーは、実を結び色づき始めました。
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神は、乗り越えられる試練しか与えない。
この試練に耐えれば、きっと新しい道が開けると信じている日々。
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ずっと、ご無沙汰していた方々と久しぶりにお会いできた昨日今日。
う〜ん、やっぱり、勉強になりました。癒されました。
そして、エネルギーを分けていただきました。
この貴重な時間こそ、何よりの癒しと明日の活力となるのです。
「皆さん、これからが本番、勝負です!」
「何が…?」なんて、言わないよね。
「また秋には、日焼けした顔でお会いしましょう!!」