たくさんいただいて、土に埋けてある大根で、栃木の郷土料理「しもつかれ」を作りました。
材料は、大根、人参、鮭の頭、油揚げ、酒粕です。
鮭の頭は、圧力鍋で骨まで軟らかく煮て、大根、人参は、「鬼おろし」でおろします。
今回は、油揚げ(お味噌汁の具のように切って)を使いましたが、さつま揚げを使う家もあります。
いつも入れる福豆(大豆)は、節分前なので入れていません。
今回の調味料は、鮭の塩気と野菜の甘味だけで、丁度いい塩梅。
夕方には完成しましたが、「冷めた方が、断然美味しい。」ので、今夜はお味見程度をいただきます。
追伸
味見をした家族から一言。
「これ食べても飲酒運転にならない?」
「えっ?」
確かに!〜ほろ酔い気分になったかも〜
昨年の夏以降、足腰が弱くなっていた愛犬コロ。
秋頃には、まっすぐに歩くことができなくなり、
昼間はずっと寝ていて、夜になるとくるくると歩き回るようになっていました。
吠えることもなくなったコロが、トイレのときだけ、鳴いて知らせるようになったのは、
12月に入ってからだったでしょうか。
年末からは、か細い声を上げて、何度も家族を呼びました。
年明けには、徐々に自力では立ち上がることもできなくなり、
ここ2日間は、泣く子をあやすように、子どもたちが交代で一晩中抱いていました。
家族に接していると安心するのか、スヤスヤと眠り続けるのです。
そして、19日の正午前、家族に見守られる中、静かに旅立ちました。
学校帰りの末娘が、子犬(コロ)を連れて帰って、今年で18年目でした。
家族同様に過ごし、最後は不眠不休で介護しました。
何度も何度も起き上がろうとして、もがくコロ。
体を起こし、支えるたびに手に伝わる痩せた体の感触と震え。
家族みんなが揃うのを待って、日光連山を望む静かな霊園で今日、荼毘に付しました。
「コロちゃんは、どこへ行ったの?」
斎場の裏手から立ち昇る白い煙を見ながら、みゅうちゃんが尋ねます。
「コロちゃんは、白い煙になってお空に昇って行ったよ。」
「いつ帰ってくるの?」
「みゅうちゃんたちがいい子にしてたら、また赤ちゃんになって帰ってくるよ。」と答えましたが、…
ショートステイを利用中の義母は、コロの訃報を聞いて、
「かわいそうだから、もう生き物は飼わないで。」と泣いていました。
自力で歩行できない義母でさえ、「コロはどうした?」といつも心配していたので、知らせない方がよかったのかな…。
義母の退所を待って、日当たりの良い所に納骨する予定です。
久しぶりに友人を訪ねて、ブルーベリー談義。
農園を見せていただくと、ハイブッシュは惚れ惚れするほど美しい樹形。
そして、チャンドラーは立派な大株に成長していました。
帰宅後は、友人のブルーベリーに触発されて、なかなか進まない剪定を再開。
肌を刺すような寒気。そんな日は、雪をかぶった日光連山がくっきりと望めます。
この写真は、工房の窓からの眺めです。
この寒さでは、窓を開け放っての作業はできませんが、
気分転換に、時々窓を開けて深呼吸!
霜の降りた冬の田んぼに朝日がキラキラ。
水の溜まった排水路には、薄氷…。これがふるさとの冬景色。
今年も近津神社で新年を迎えました。
神社の神楽殿では新しい年を迎えると同時に岩戸開きの舞が奉納されました。
天鈿女命(あめのうづめのみこと)が岩戸の前でにぎやかに踊ると
天の岩戸に隠れていた天照大神が外を見ようとして、わずかに開けられた岩戸を
隠れていた手力雄命(たぢからおのみこと)が開き、天照大神が出てきて、
暗い世の中が明るくなったという縁起のいい神楽の奉納です。